英語の勉強方法で教科書を丸暗記しようとしていませんか?
中学校や高校の学校の定期テストで英語の点数・成績を上げるのは簡単
英語の中間テストや期末テストで例えば、定番の前置詞や熟語、不定詞、冠詞などの穴埋め問題があった時、何を考えていますか?
実は、中間テストや期末テストの英語の問題で「ここはonだったかな~」「inだったかな~、atだったような気がするな~」などと教科書を思い出そうとする中学生・高校生は多いのです。
学校の中間テストや期末テストはテスト範囲が決まっています。
そして、テストの問題文は教科書から出題されます。
ですので、英語の定期テストの場合、教科書の英文を全て丸暗記すれば、不定詞や前置詞、熟語などの穴埋め問題は簡単に全問正解出来てしまいます。
確かに、教科書の丸暗記をすれば、学校の定期テストの英語の点数は簡単に上がるかもしれません。
しかし、それだと学校の定期テストで点数は取れたとしても、「理解の上に理由・根拠があって正解した」のではなく、何度も読んで、暗記している教科書の英文だから、思い出して正解できただけですよね。
そのような英語の勉強法で学校の定期テストの点が短期間で上がったとしても、本当の「学力」「英語力」はあまり上がっていないのです。
中学生・高校生の英語の勉強法 よくある例
中学生・高校生で、
- 学校の中間・期末テストだと点数は取れる。でも、実力テストや模試では英語の偏差値が中々上がらない
- 教科書の英文や簡単な例文なら読める。でも、単語が変わったら読めなくなる。
- 長い英文だと文の構造が分からなくなってしまう。
- リスニングで長い英文だとついていけない。
- 習った気はするが英文法がしっかりと説明できない。
- 英語のテストで選択問題の答えを何となく選んでいる。
という生徒は多いです。
それは、英語の教科書の英文を暗記しようとするような、短期的に学校の定期テストの成績を上げるための勉強方法をしているからです。
「学力」が上がる結果、「成績」が上がる勉強方法が結果的に効率が良い
当然ですが、模擬テストや実力テスト、受験では、英語の問題文ははじめて見る英文なわけです。
実際の英語の入試問題ではじめて見る英文を読んで問題を解き、英語の点数を取れる必要があります。
受験に合格するため、短期的に目先の学校の定期テストで点数を取るための勉強法だけではなく、はじめて見る英文の問題文を読んで、問題を解ける「英語力」をつけられる勉強法をする必要があります。
「効率よく成績が上がる勉強法」というのは、学校の定期テストの点数を上げるためだけの勉強方法ではありません。
学校の定期テストの点数が上がったとしても、模試での成績・偏差値など学力・実力が上がっていなければ、結果的に効率が悪い勉強法ということになってしまいます。
もちろん、学校の中間テスト・期末テストの成績を軽視しているのではありません。
英語に限らず、どの教科でも「効率よく成績が上がる勉強法」で「学力」「実力」を上げれば、学校の定期テストの成績も自ずと上がります。